第45回 トタン屋根の塗り替えについて
みなさんこんにちは(^_^)/
高崎市の外壁塗装・屋根塗装専門店ユタカペイントの代表金井です。
高崎市もついに梅雨入りしましたね。
しばらくは塗装会社泣かせの天気が続きます^_^;
さて、本日は
ユタカペイントのある高崎市でも見かけることの多いトタン屋根についてお話します。
トタン屋根のメリットは、日本瓦と比べると1/100の重量と軽いため
耐震性が高く、積雪にも強い特徴があります。
また、継ぎ目がないため雨漏りに強く、緩勾配にも対応できるのも特徴です。
和瓦は瓦自体が重いので、その上に雪が積もると、建物が崩壊する可能性があるため
雪国ではトタン屋根が多く取り入れられています。
トタン屋根のデメリットは耐熱性能が低いところです。
夏場は屋根が高温になり、建物構造によっては室内がとても暑くなります。
また、サビにも弱く、サビがでると一気に広がる特徴があります。
防音性も低いので、室内にも雨音が響きます。
耐久性についてはまめなメンテナンス
室内温度については遮熱塗料などの採用が解決策になってきますね。
ご自宅のトタン屋根に
サビがある場合には要注意です。
トタン屋根はサビが数年で一気に広がる特徴があるので
早急に塗り替えを行う必要があります。
進行して穴が開くと、塗装では対応できず大がかりな補修が必要になってしまいます。
また塗膜の膨れや剥がれがある場合にも、早急に塗り替えが必要です。
膨れや剥がれは、塗膜が持つ保護機能が失われ
トタン自体が直接ダメージを受けている状態です。
症状が進むと、雨漏りや腐食が起こり
劣化が進行すると穴が空き、これも大がかりな修繕や張り替えが必要になるため
塗装よりも多額の費用がかかってしまいます。
サビや剥がれ・膨れを発見した際は
なるべく早めに塗装専門店にご相談してくださいね。
では、トタン屋根を塗り替えよう、ということに
なった場合の工程についてお話します。
トタン屋根の塗装工程は一般的には
「高圧洗浄」→「ケレン」→「錆止め」→「上塗り2回」となります。
この中で特に大切なのはケレンの工程です。
こちらはとても重要な旧塗膜を落として屋根を磨く工程です。
錆びていない場所もしっかりと磨き、下地を整えます。
ここでの丁寧な仕事が、その後の耐久年数に影響しますし
また塗布する塗料の性能を最大限に伸ばすためにも必要となります。
次に錆止めについて。
トタン屋根は錆びやすい屋根です。ですので、錆び止め塗料を必ず塗ります。
塗装会社さんの見積もりが届きましたら、錆び止め塗料が記載されているか
必ず確認してくださいね。
続いて中塗りと上塗りについて。
外壁やスレート屋根と同じように
シリコン塗料やフッ素塗料などを使用します。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
本当は2回塗らなくてはいけないところを
一回しか塗らない業者がまれにいますので要注意です。
さてここで
ユタカペイントのトタン屋根の塗り替えについてお話します。
ユタカペイントでは
中塗り上塗りの工程の前の、下塗り(錆止め含む)の工程を
標準で2工程設けています。
つまり中塗りの前に2回塗りをしますので
トタン屋根の塗り替えは全部で“4回塗り”となっています。
これは永年、施工後のお客さまのお家に
アフターメンテナンスでお伺いするなかで
なるべく長い間、傷まずにきれいな状態を保つためには
必要なことだと考えて取りいれた基準です。
またユタカペイントでは
屋根の塗料は“遮熱塗料”を標準仕様としています。
追加料金なしで遮熱塗料での施工となりますので
お客さまには大変お喜びいただいております。
定期的なメンテナンスが必要になるトタン屋根ですが
適切な処置をして長持ちさせてくださいね(^O^)
外壁塗装・屋根塗装のご質問やご相談は
ユタカペイントまでお気軽にご連絡を
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