第78回 クリア塗装を検討する際のポイントは?
みなさんこんにちは(^_^)/
高崎市の外壁塗装・屋根塗装専門店ユタカペイントの代表金井です。
さて、クリア塗装について
ご紹介していきたいと思います!(^^)!
みなさんは「クリア塗装」と聞いて、
どのような塗装を想像されたでしょうか?
名前から連想すると、透明な塗装かな?と思われ方が
きっと大半かと思います。
そうなのです!ご想像の通り、クリア塗装は
無色透明な塗料を使用して行う塗装のことです。
外壁塗装というと
既存の外壁に色を塗り重ねることをイメージすることが
多いかと思いますが、透明の塗料もあるのです。
無色透明な塗料を使用するクリア塗装は
既存の外壁の色やデザインを生かして
外壁の保護や艶出しをプラスできる塗装方法なのです。
そのため
レンガ調をはじめとしたデザイン性の高い外壁の塗り替えを
検討される場合など、既存のデザインが気に入っていて
そのまま残したいという方に人気の塗装方法です。
さて、ここまでの説明だけでは
一見万能そうに思えるクリア塗装ですが
クリア塗装をあまりお勧めできないケースもあるので
ここからご紹介していきたいと思います。
<クリア塗装がおすすめできないケースの代表例>
①外壁にひび割れが起きている場合
外壁には経年劣化や外的要因に伴い
ひび割れができることがあります。
塗り替え工事の際にはひび割れを補修してから
塗装をしていくのが一般的ですが、
クリア塗装の場合は
外壁のひび割れ補修をした箇所の上にも
無色透明な塗料を塗ります。
このように
クリア塗装の場合はひび割れを補修した
部分にも無色透明な塗料を上から塗ることになると
色がついている塗料を塗った場合のように
補修部分を隠す効果はありません。
つまり、補修部分がそのまま見えた状態になってしまい
せっかく塗装をしたのに見栄えの点で納得できない
結果となってしまうことがあります。
そのため
すでにひび割れのある外壁に対するクリア塗装は
お勧めできません。
②チョーキングが発生している場合
外壁の塗り替えを検討されるようになると
よく耳にするようになるチョーキング。
チョーキングとはご存じの通り
外壁を手で触った時に
白い粉のようなものが手に付いてしまう状態のことですが
チョーキングが発生している外壁にも
クリア塗装はお勧めできません。
チョーキング現象を起こしている外壁に
クリア塗装を施すと
劣化した塗膜の影響で
クリア塗料が白く濁ってしまうことがあります。
その場合
仕上がりも濁ったようになってしまい
美しい見栄えを期待することができません。
③外壁が色褪せしている場合
すでに色褪せしてしまっている外壁に
クリア塗料を塗っても、美観の向上
にはつながりません。
良くも悪くも
無色透明な塗料で塗装を行うため
色味を回復させることはできないのです。
色褪せした外壁にクリア塗装を施しても
あくまでクリア塗料の艶が出るのみとなってしまいます。
そのため、新築時のような美しい色味を
イメージしてクリア塗装で施工した場合には
期待はずれな結果となってしまいます。
④特殊コーティングが施されているサイディング
サイディングの中には
光触媒・無機・フッ素等の特殊なコーティングが施されていて
クリア塗装で施工しても剝がれてしまう可能性があるものがあります。
サイディングに特殊なコーティングが
施されているかどうかは
サイディングメーカーのカタログに記されていたり
もちろんプロの目で判断してもらうことも可能ですので
一度塗り替え業者に相談してみるのが安心です。
上記にあてはまるような状況で
クリア塗装を施工した場合には、
せっかく外壁の塗り替えをしても
満足のいかない出来栄えとなってしまい、
悲しい思いをしてしまう可能性があります。
基本的には
傷みが進行してしまった外壁には
クリア塗装が不向きになってしまうことが多いです。
そのため
クリア塗装での塗り替えをご検討中の方は
傷みが進行してしまう前に
早めに塗り替えのご検討を始められることを
お勧めします!
そして
外壁の傷みが進行しているのか
クリア塗装ができるのかできないのか
といったことをご自身で判断するのは難しいと思いますので
プロに診断を依頼してみるのがお勧めです!
できれば数社の診断を比較検討してみると
安心して塗り替え工事に踏み出せるのではないでしょうか。
以上、クリア塗装についてご紹介してきました。
クリア塗装をご希望される際には
ポイントをつかんで
実際にクリア塗装で進めても満足のいく塗り替えになりそうか
業者とも相談しながら検討してみて下さいね!
高崎市で
クリア塗装をご検討中の方は
0120-270-675まで
お気軽にお問い合わせください(*^^*)